安全で快適なインプラント

1. インプラントとは?

虫歯、歯周病、歯根のトラブルなどで歯を失ってしまった部分に、人体と親和性の高いチタン製の人工の歯根を埋め込み、以前とかわらない噛み合わせを取り戻すことができるのがインプラント治療です。
歯科医療に携わる私たちは歯を守ることに全てを注ぎ診療しています。しかし歯を失うとブリッジや部分入れ歯を作り、健康な歯を削ったり負担をかけて噛み合わせを取り戻すというある種の矛盾と戦い、と同時に患者さんの未来において本当にそれが正しいことなのか悩みます。
インプラントは失った部分に人工の歯を作れることから、健康な歯に負担をかけず「歯を守る」ということにおいて本当に素晴らしい選択肢です。ただし、インプラントが全てというわけではありません。患者さんのご希望やライフスタイルが一番大切であり、もしもインプラントがその想いと重なり合ったなら、歯を守るということ以上の幸せがあることを多くの患者さんと経験してきました。
2. メリットデメリットの比較
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インプラントのメリットデメリット


【 メリット 】
- 健康な歯を削ったり負担をかけない
- 違和感無くご自身の歯とかわらない自然な噛み心地
- 見た目が美しい
【 デメリット 】
- 治療期間が4〜12ヶ月かかる
- 自費の歯科医療(医療費控除が適応)
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ブリッジのメリットデメリット


【 メリット 】
- 違和感が少なく見た目が良い
- 歯に固定するため着脱の煩わしさがない
- 保険で治療ができる(白い素材は自費診療)
【 デメリット 】
- 健康な歯でも隣り合う歯は削らなくてはならない
- 隣り合う歯の歯根へのダメージが大きい
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部分入れ歯のメリットデメリット


【 メリット 】
- 製作期間が短い
- 保険で治療ができる(バネの部分は金属素材)
【 デメリット 】
- 違和感があり、強い力で噛むと歯肉が痛むことがある
- 部分入れ歯を維持するバネの影響で隣り合う歯が虫歯になりやすい
- 着脱の煩わしさがある
3. かねこ歯科のインプラント
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世界標準のインプラント治療

海外の歯科先進国では、研修によりドクターがレベルアップできる教育システムが整っています。UCLAの著名な先生方の考え方、技術を直接学び、最先端の診断能力と術式を習得することは患者さんに最良の治療をするために必要なことだと考えています。
世界標準の安心と確実を実現し続けます。
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痛みを無くすインプラント治療
局部麻酔に工夫をしているため痛みを感じることなくインプラント治療を受けることができます。
痛みだけでなく治療が怖い方のために麻酔専門医による静脈内鎮静法も行っています。うたた寝をしている感覚で、痛みも感じることなく治療を受けることができます。
術後は痛み止めを処方しておりますので、インプラント治療をした当日より日常生活が可能です。
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精密な治療計画のためのCT

より正確な診断と治療計画立案、そしてご説明の際のわかりやすさも重視して院内に歯科用CTを完備しています。院内にCTがあることで検査・診断・治療までの流れが正確かつスムーズです。
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高品質なインプラント

一生お口の中で機能するインプラントは米国・バイオホライズン社の最高品質インプラントを使用しています。 インプラントにはレーザーロックという処理が施されており、インプラント本体と歯ぐき・骨がつきやすい生体親和性の高いインプラントです。
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徹底した滅菌システムとクリーンルーム

ヨーロッパの新基準(EN13060)をクリアしている最高水準のクラスBオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を導入しています。器材からインプラント治療をするオペ室まで、当院には誰が行ってもエラーの無い徹底した滅菌管理フローがあります。
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万全のアフターケア

安心をカタチにするためにインプラントは5年保証を導入しています。また治療後は患者さんに合わせた定期的なメンテナンスシステムで、快適にそして安全にご利用頂けます。
4. インプラント治療の流れ
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インプラントの無料相談
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精密検査

口腔内検査・細菌量検査・歯ぐきや歯石の状態を調べ、お口の中の写真とCT レントゲンを撮影します。当院はデジタルレントゲンを採用しており、少ないX線量で撮影することができます。
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治療計画のご報告

精密検査のデータからお一人おひとりに合わせた治療計画を立案し、インプラントの治療方法や期間、ご相談の際に話し合いました費用のことなども詳しくご案内いたします。
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インプラント治療開始

痛みや治療が怖い方への配慮、滅菌された器材、専用のオペ室など、全てにおいて万全な状態で治療を開始します。
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インプラント結合期間

インプラントと骨がしっかりと結合するまで上アゴは3~6ヶ月、下アゴは3ヶ月間待ちます。結合期間中、仮歯や仮の入れ歯をご利用頂きますので生活に支障はありません。
ご安心ください。
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インプラント2次治療・仮歯装着

インプラント周囲の歯肉を安定させる専用キャップを取り付け、インプラントの上部に人工歯を装着するための土台を作る準備をします。
歯肉が安定したら、アバットメントと呼ばれる土台を取り付け仮歯が入ります。この仮歯で噛み合わせの調整をしていきます。
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美しい歯を装着

仮歯で噛み合わせ、発音、見た目に問題がないことが全て確認できましたら、型どりをおこないご希望の人工歯を製作して装着します。まるでご自身の歯のように違和感無く噛むことができます。
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アフターメンテナンス

治療後、お口の健診とインプラントのメンテナンスで3〜6ヶ月に1回お越し頂きます。いつまでも快適に、安心してご利用頂くための大切なメンテナンスです。

