お子さまの予防と矯正

宇都宮の小児歯科

予防と矯正なぜ子どもの時期が大切なの?

よい習慣を自然と身につけることができる時期

脳の発達

育児をしていると「◯◯◯は3歳までに身につく」という言葉を耳にするかと思います。それには根拠があり、大脳生理学で脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成することがわかってきたからです。
平成21年の文部科学省幼児教育課「幼児教育の無償化の論点」にもある通り、早い時期の教育や経験は子どもの未来をかえるといってもいいのではないでしょうか。

習慣改善は大人になると難しいこともありますが、お子さまにとってはごく自然に身につけられるとても貴重な時期です。食後のケアやより良い習慣は、近い将来お子さまの健やかな笑顔をつくる原点になります。

子どもの成長を活かした矯正ができる

顎の発育

乳歯だけの時期から、永久歯へ生えかわっている時期の小児矯正歯科は、歯の並んでいる土台(顎)が狭いなどの問題がある場合、土台を広くする成長サポートをします。

この治療ができるのは成長期だけであり、しっかり噛める健全なお口をつくってあげられる大切な時期なのです。

予防のために知っておきたい乳歯の基礎知識

乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄い

乳歯と永久歯

乳歯は永久歯と比べると、歯の表面であるエナメル質が薄いため、むし歯になってしまうと進行が早い特徴があります。

生えたての歯の表面は未完成

歯の表面

生えて間もない歯のエナメル質は未完成で、むし歯になりやすい環境です。ですが、フッ素塗布をすると効率良く歯に吸収され、より強い歯にすることもできます。

フッ素は使用する時期や量に注意する必要がありますので、予防歯科の際にお子さまに合わせて詳しくご説明いたします。

乳歯の生えてくる順番

乳歯の生える順番 乳歯の生える順番

乳歯の生えてくる順番や時期には個人差があります。図説の通りでなくても心配はありません。
もしも1年以上誤差があり「生えてこない場合」は一度お口を拝見させてください。

マイナス1歳からの予防歯科

歯科妊婦健診

妊婦さんのお口の中は、赤ちゃんを守るために女性ホルモンの分泌量が多くなります。その女性ホルモンを歯周病の原因菌が好むため、お口のトラブルになりやすくなってしまうのです。

つわりが落ち着ついて体調の優れる日に、歯科健診を受けましょう。
出産してからは育児や、お勤めの方はお仕事がはじまりお忙しくなるため、問題があれば妊娠期に解決しておくことで、妊娠前とかわらないまたはそれ以上の「 健口 」づくりができます。
当院は、妊婦さん歯科健診の宇都宮市指定医療機関です。

予防をするときれいな歯並びに?!

永久歯は乳歯の生えている方向に合わせて下から上へと出てきます。その乳歯をむし歯などで失うと永久歯は不自然な方向へ生えてくるため、歯並びが悪くなります。

また現代のお子さまの歯並びが悪くなる原因は、親御さんからの遺伝だけでなく「お口の成長不足」「習慣や癖」にも大きな比重があり、これらを予防管理で早期に察知し改善することも子どもの予防歯科です。

次のページでお子さまの予防歯科について詳しくご案内します。

ご予約はお電話にて ご予約はお電話にて